第3回藤沢CSで使用した4cロスryの解説記事です。
【デッキレシピ】

『4cロスト魔天MASモルト』
4 x 龍覇 M・A・S
2 x ブレイン・ストーム
1 x 演奏と真剣のLIVE
4 x フェアリー・シャワー
2 x 飛散する斧 プロメテウス
3 x 超次元ボルシャック・ホール
4 x 龍覇 グレンモルト
4 x フェアリー・ライフ
4 x 霞み妖精ジャスミン
3 x 天真妖精オチャッピィ
1 x ライフプラン・チャージャー
2 x 魔天降臨
2 x ロスト・ソウル
2 x ガンヴィート・ブラスター
2 x 壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ
2 x 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+
1 x 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
1 x 将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバー
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x レッド・ABYTHEN・カイザー/シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン
【コンセプト】
藤沢CSに限らず環境読みとしてはイメン・キューブが多く、それについでビマナ・モルト・ハンデス、そして速攻・墓地・モルト王が多いと推測しました。キューブは殿堂前ということでかなり少数だとは思いますが感情的要因も少なからず入ると思い、イメンと同等まではいかないにしてもそれに近い母数になるのではないかと思いました。
元々このデッキはアナカラーでロスト魔天に特化していました。(59059703353b0f05b98db9d8887307f0))しかし、キューブやビマナには高い勝率を誇るのですが、他のデッキに対しては押し負けるというのが現状でした。そこで葵が赤を入れた構築を提案しそれを色々と調整したものがこれになります。アナカラーと比べ4cは、安定性・キューブ(ビマナ)などへの勝率は若干下がりますが対応力・奇襲性が上がりました。つまり、一部を強く見るならアナカラー、幅広く見るなら4cという結論です(受けに関してはどちらも非常に弱いので捨てるデッキは存在します)。結果として、藤沢CSでは上記に述べた環境読みをしたため、4cで臨みましたが残念ながら勝ち切れませんでした。
次にこのデッキタイプの考察ですが、ロスト魔天で取れない相手をモルトで取る、というのがセオリー。基本的にはエビデゴラスを建ててからのロスト魔天を狙っていきましょう。モルトで盾を殴ってからのロストというプレイングもちろんありますので柔軟な対応が必要になります。相手のデッキタイプにもよりますが基本的には7マナをキープして戦い、魔天の手札調整を常に意識すること。魔天を使う上でマナに置くカードにも気を払うべきですが、オチャッピィで十分カバー出来るのでそこまで深く考える必要はありません。強いて言うならロストソウルやブレインストームはマナにあった方がいい、その程度です。
構築の面で気をつけたことは主に色です。この構築では、緑18青13黒8赤8(うち多色7)となっています。これは僕が考える各色に必要な最低枚数です。緑は2.3t目に使いたいので18枚にしていますが少ないくらい。シャワーを埋めてライフなどの動きは極力避けたいので本来ならば20枚は取りたい色です。青も同じように、3t目にMASを埋めてシャワーなどの動きも少なくはないので増量を検討しています。
【各カード解説】
[4 x フェアリー・ライフ]
[4 x 霞み妖精ジャスミン ]
最もスタートをしたい初動です。このデッキではテンポを重視するので8枚はやはり必要。魔天後のリカバリーとしても非常に優秀で、3マナ時には2ブースト決めて次のターンにモルトという流れも多々あります。しかし、ジャスミンを1枚削り合計7枚のときもありました。理由は後ほど。
3 x 天真妖精オチャッピィ
主な役割は、3t目の動き・魔天後に相手が殴って来たときのマナのリカバリー・モルトの種・黒緑やモルト相手に対してのカウンター、などです。前述したように一度使ったカードをマナに置いて魔天で再利用出来るということも頭の片隅に置いておきましょう。
[1 x ライフプラン・チャージャー]
5枚目のMAS・5枚目のシャワーのような感覚です。魔天やロストなどの呪文に呼応出来ないのがネックですが、緑の単色でMASを持ってこれるのは円滑にデッキを回らせることに非常に強い意味を持つので投入しました。
[4 x 龍覇 M・A・S]
速攻以外のどのデッキタイプに対しても1回は出しておきたいドラグナーです。トップは一応強くしてありますがドロソというドロソが無いのでエビデゴラスを建てられるかはゲームの中で最も勝敗を左右すると言っても過言ではありません。2体目までは腐ることは無いので、ジェニーやモルト王のバニ銀ケアのためにハンドに2枚握っておく余裕があれば是非持っておきたいところです。
[2 x ブレイン・ストーム ]
脇役の中のMVP。とにかく臨機応変で使いやすいです。様々な場面で小さな仕事を堅実にこなしてくれます。上記にライフとジャスミンを7枚にしていた時期もあったと前述しましたがその理由はこのカードが初動になるから。ブレイン→オチャ→ボルホorプロメでも十分動けるので実質初動は10枚体制になっています。もちろんこのカードの投入理由は主にエビデゴラスの龍解にありますが、それ以外にも回りが悪かった場合、遠慮せずに使っていきましょう(オチャ魔天でケアできるため)。トップに多色を置き、ライフなどを打つことによって多色事故の防止にも繋がりますし、ジェニーやハンデス対策としてトップに次、またはその次に使用したいカードを置くことも多々あります(ヴォルグには注意)。実は2ドローも強制では無いのでデッキ回復にも使えます。山札が5枚以下でも龍解できる可能性を与えられるのは案外大きい。こんなにベタ褒めするほど、その場に応じて多くの選択使を生み出せる貴重なカードです。
[2 x 魔天降臨]
様々なカードと互恵関係にあり、一概にフィニッシャーとは言えない難しいカードです。何故なら、キューブなどを相手にしているとき、相手のマナにブースト
が無いようならば中盤にも打っていき、ロストソウルを打ち込むという場面も少なくないから。ですが、腐る場面多いので2枚。
[2 x ロスト・ソウル]
基本的には早期にこのカードを打つことを狙います。3枚目を投入希望。
[2 x ガンヴィート・ブラスター]
ロストソウルが入ってるのにいるの?と思うかも知れませんがこのデッキでは両投を推薦します。ロストorガンブラで悩む理由は先入観もあるとは思いますが、枠の関係・効果が若干被っていてそれぞれ最大限に力を引き出せないから。というのが殆どでしょう。僕は後者に関しては問題ないと思っています。役割も違いますし、何より片方を打つことによって片方が腐るということは案外少ないからです。このデッキでは唯一の大型除去であり、イメンなどには優先して打っていきたいカード。このデッキに合う確定除去を探し、デスゲとの2択になりましたが、ついで(?)のハンデスが魔天と好相性なのも投入理由です。若干ニュアンスの面が強くなりましたが、ロスソはハンデスでガンブラは除去。そういう差別化を用いることで両投することに問題は無いです。
[2 x 壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ]
もちろんイメン対策です。モルト系統には超次元やテンポ的に間に合わないという理由であまり強いとは言えませんが、イメン相手には出したらかなり優勢になるのは間違いないです。相手のデスゲから直でイメンやモルトが来ないのも強み。そして、他のカードとのシナジーも良いです。例えば、相手の場にイメンとマジシャンがいるときなど、こいつとボルホでイメンとマジシャンの両方を破壊出来ます。2-4-6の動きが多いこのデッキではファンクより優先。
[3 x 超次元ボルシャック・ホール]
序盤~中盤のウィニーの除去やロストに繋げるテンポアドなど使い勝手はいいです。エビセンの単騎棒立ちも刺さる相手には当然ながら刺さります。
[4 x 龍覇 グレンモルト]
持ってるだけで相手を牽制出来るカード。殴ることに関してのサポートカードはこのデッキにはあまり積まれていないので基本的には優勢な場面でのみガイハートは使います。ですが、ハンデスやイメンなどの一発通せば勝ちがかなり近づくデッキには積極的に狙っていきます(イメンの場合はキリューの有無や場の状況にもよりますが)。実は上記の理由から4枚は多いと感じていたのですが、他に赤の軽くて強力なカードが無かったために4投しました。インフレは怖いですね…
[1 x 演奏と真剣のLIVE]
名目はイメン対策とワンチャンエビデゴラス龍解なのですが、実際は色が足りないから入っています。ボルホやドミノと若干役割が被っていますし出来れば他のカードを投入したいのですが、思ったよりもイメンになかなか刺さったので3枚目の擬似ドミノ感覚として入れてます。後の理由は後付け感がありますが^^;
[4 x フェアリー・シャワー]
3t目に最も打ちたいカードです。上記に7マナをキープして戦うと記載しましたが、実際はこのカードが勝手にマナを伸ばしてくれるので気にすることはないでしょう。
[2 x 飛散する斧 プロメテウス]
2-4-6の動きを重視するといっても第2、第3の動きを持つことは大切ですし、何よりロストソウルなどと素直に相性がいいのでデッキを安定させてくれます。魔天と同様にオチャとの相性も良く、軽いので2-4-6MAS→プロメ→ブレインでそのままエビデゴラスの龍解も強いです。
【不採用カード】
[ドンドン吸い込むなう]
弱い場面など無いくらい強いのですが枠の関係上抜けてしまいました。ネックな部分としては回収したいカードが赤緑よりも黒青の方が多いところです。見ての通り受けが弱いので、出来れば2枚ほど積み、相手にまだ4枚見えなていないからと除去トリガーの警戒をさせ、殴るのを敬遠させるということも出来るので枠が空いたら何よりも優先して投入したいカードです。
[偽りの王 ヴィルヘルム]
色も良くカードパワーもかなり高いので検討しましたが、とにかく重くてハンドキープが大切なこのデッキとアンチシナジーだったので抜けました。
[各種シノビ]
半蔵や紅蓮丸は検討しましたが、ただでさえ色が足りないのに手札にキープすることはかなり難しいと感じました。なので不採用。
【対環境デッキ】
各カード解説の部分で解説したデッキタイプも多いのでここでは簡潔に。横は大体の勝率です。
[アナカラーイメン] 6.5割
モルトもロスト魔天も刺さるので戦い易くはあるのですが、ジェニートリプルマウスなどと繋がれたり一度龍解を許すと厳しくなります。多少無理してもドミノを立てていきましょう。
[キューブ] 7割
非常に有利な相手ですが、負けパターンを上げると、①捲られる②早期の転プロ③ロストソウル打った後の相手のトップ、などです。多少こちらが序盤にもたついてもなんとかなることが多いのでエビデゴラスを立てて後続を絶やさないようにしましょう。予選ではこのデッキに負けました。
[ビッグマナ系統]8割
正直怖いのは相手にエビデゴラスを建てられること、またはロストソウルから永遠龍が2体出てくることくらいなので、セオリー通りにプレイしていけば問題無いです。
[ハンデス系統] 7割
ブーストは相手の動きを見て判断。基本的にはシャワースタートからMASを出すのがが安定ですが、モルトを1発通せば勝ちなのでお茶スタートの場合もタイミングを図りましょう。ヴォルグを投げられて負けというのも少なくは無いのでドローの調整も大切です。前述したようにブレインストームも鍵になります。
[速攻系統] 5割
ブーストST8枚かつお茶が3枚入っているのでそのうち2枚踏めば取れます。注意するべきことはウィニー除去が初手にあれば必ず1枚埋めること、もちろん魔天待ちです。こちらのボルホやモルトも刺さりますしウィニー除去も豊富なので取れない相手では無いです。
[デアリモルト] 3割未満
今回切った相手はこのデッキタイプです。墓地モルトやイメンモルトは何とかなるのですが、ジェニー・デスゲ・ガイホ・弾丸どれもこのデッキには刺さるので非常に厳しい相手です。以前ほど環境トップにいるというわけでは無かったので当たらないことを祈りました。
【まとめ】
長々と駄文を書いてしまいましたが、自信があっただけに藤沢CSで負けたことを今でも悔しく思います。
上から目線っぽくなってしまうかも知れませんが、僕がデッキを組むうえで持っている注意を書こうと思います。
結果も残せず、語ったところで何の説得力も無いですが、デッキを構築をするとき、また日常に於いて何らかの上達を図るときに志気として僕が最も強く持っているのは「食わず嫌いは避ける」こと。中途半端という言葉は大嫌いなので、人から意見を貰ったり人の意見や行動を自分の中に取り込みたいと思っているときは、必ず自分で試行してから、それに対する自分の考えを持って相手に投げ掛けることを意識しています(もちろん最初の印象も大切)。構築やプレイングに関して、~はどうかな?と言われて的確かつ明確な理由があれば別ですが真っ向から批判しては相手はもちろん不満に思いますし、何より自分に対して損しています。試してから気づくこともありますし、もしそれが無かったとしても「やっぱりね」で済むくらいで何も損なことはありません。時間を無駄にしたというならば話は別ですが、アドだけ稼げる可能性を秘めたことを実行しない手は無いと思っています。
なんかこのデッキを試すことを強要するような文になってしまいましたが、決してそのような意はありません。もしそう思わせてしまったら申し訳ありません。
最後にこのデッキに深く携わってくれた葵やたくさんのアドバイスをくれた皆様に感謝しています。
拙い文章ではありましたが、最後まで御覧頂きありがとうございました。
ヽ(・∀・)ノ
【デッキレシピ】

『4cロスト魔天MASモルト』
4 x 龍覇 M・A・S
2 x ブレイン・ストーム
1 x 演奏と真剣のLIVE
4 x フェアリー・シャワー
2 x 飛散する斧 プロメテウス
3 x 超次元ボルシャック・ホール
4 x 龍覇 グレンモルト
4 x フェアリー・ライフ
4 x 霞み妖精ジャスミン
3 x 天真妖精オチャッピィ
1 x ライフプラン・チャージャー
2 x 魔天降臨
2 x ロスト・ソウル
2 x ガンヴィート・ブラスター
2 x 壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ
2 x 龍波動空母 エビデゴラス/最終龍理 Q.E.D.+
1 x 銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ
1 x 将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバー
1 x 勝利のガイアール・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のリュウセイ・カイザー/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x 勝利のプリンプリン/唯我独尊ガイアール・オレドラゴン
1 x レッド・ABYTHEN・カイザー/シャチホコ・GOLDEN・ドラゴン
【コンセプト】
藤沢CSに限らず環境読みとしてはイメン・キューブが多く、それについでビマナ・モルト・ハンデス、そして速攻・墓地・モルト王が多いと推測しました。キューブは殿堂前ということでかなり少数だとは思いますが感情的要因も少なからず入ると思い、イメンと同等まではいかないにしてもそれに近い母数になるのではないかと思いました。
元々このデッキはアナカラーでロスト魔天に特化していました。(59059703353b0f05b98db9d8887307f0))しかし、キューブやビマナには高い勝率を誇るのですが、他のデッキに対しては押し負けるというのが現状でした。そこで葵が赤を入れた構築を提案しそれを色々と調整したものがこれになります。アナカラーと比べ4cは、安定性・キューブ(ビマナ)などへの勝率は若干下がりますが対応力・奇襲性が上がりました。つまり、一部を強く見るならアナカラー、幅広く見るなら4cという結論です(受けに関してはどちらも非常に弱いので捨てるデッキは存在します)。結果として、藤沢CSでは上記に述べた環境読みをしたため、4cで臨みましたが残念ながら勝ち切れませんでした。
次にこのデッキタイプの考察ですが、ロスト魔天で取れない相手をモルトで取る、というのがセオリー。基本的にはエビデゴラスを建ててからのロスト魔天を狙っていきましょう。モルトで盾を殴ってからのロストというプレイングもちろんありますので柔軟な対応が必要になります。相手のデッキタイプにもよりますが基本的には7マナをキープして戦い、魔天の手札調整を常に意識すること。魔天を使う上でマナに置くカードにも気を払うべきですが、オチャッピィで十分カバー出来るのでそこまで深く考える必要はありません。強いて言うならロストソウルやブレインストームはマナにあった方がいい、その程度です。
構築の面で気をつけたことは主に色です。この構築では、緑18青13黒8赤8(うち多色7)となっています。これは僕が考える各色に必要な最低枚数です。緑は2.3t目に使いたいので18枚にしていますが少ないくらい。シャワーを埋めてライフなどの動きは極力避けたいので本来ならば20枚は取りたい色です。青も同じように、3t目にMASを埋めてシャワーなどの動きも少なくはないので増量を検討しています。
【各カード解説】
[4 x フェアリー・ライフ]
[4 x 霞み妖精ジャスミン ]
最もスタートをしたい初動です。このデッキではテンポを重視するので8枚はやはり必要。魔天後のリカバリーとしても非常に優秀で、3マナ時には2ブースト決めて次のターンにモルトという流れも多々あります。しかし、ジャスミンを1枚削り合計7枚のときもありました。理由は後ほど。
3 x 天真妖精オチャッピィ
主な役割は、3t目の動き・魔天後に相手が殴って来たときのマナのリカバリー・モルトの種・黒緑やモルト相手に対してのカウンター、などです。前述したように一度使ったカードをマナに置いて魔天で再利用出来るということも頭の片隅に置いておきましょう。
[1 x ライフプラン・チャージャー]
5枚目のMAS・5枚目のシャワーのような感覚です。魔天やロストなどの呪文に呼応出来ないのがネックですが、緑の単色でMASを持ってこれるのは円滑にデッキを回らせることに非常に強い意味を持つので投入しました。
[4 x 龍覇 M・A・S]
速攻以外のどのデッキタイプに対しても1回は出しておきたいドラグナーです。トップは一応強くしてありますがドロソというドロソが無いのでエビデゴラスを建てられるかはゲームの中で最も勝敗を左右すると言っても過言ではありません。2体目までは腐ることは無いので、ジェニーやモルト王のバニ銀ケアのためにハンドに2枚握っておく余裕があれば是非持っておきたいところです。
[2 x ブレイン・ストーム ]
脇役の中のMVP。とにかく臨機応変で使いやすいです。様々な場面で小さな仕事を堅実にこなしてくれます。上記にライフとジャスミンを7枚にしていた時期もあったと前述しましたがその理由はこのカードが初動になるから。ブレイン→オチャ→ボルホorプロメでも十分動けるので実質初動は10枚体制になっています。もちろんこのカードの投入理由は主にエビデゴラスの龍解にありますが、それ以外にも回りが悪かった場合、遠慮せずに使っていきましょう(オチャ魔天でケアできるため)。トップに多色を置き、ライフなどを打つことによって多色事故の防止にも繋がりますし、ジェニーやハンデス対策としてトップに次、またはその次に使用したいカードを置くことも多々あります(ヴォルグには注意)。実は2ドローも強制では無いのでデッキ回復にも使えます。山札が5枚以下でも龍解できる可能性を与えられるのは案外大きい。こんなにベタ褒めするほど、その場に応じて多くの選択使を生み出せる貴重なカードです。
[2 x 魔天降臨]
様々なカードと互恵関係にあり、一概にフィニッシャーとは言えない難しいカードです。何故なら、キューブなどを相手にしているとき、相手のマナにブースト
が無いようならば中盤にも打っていき、ロストソウルを打ち込むという場面も少なくないから。ですが、腐る場面多いので2枚。
[2 x ロスト・ソウル]
基本的には早期にこのカードを打つことを狙います。3枚目を投入希望。
[2 x ガンヴィート・ブラスター]
ロストソウルが入ってるのにいるの?と思うかも知れませんがこのデッキでは両投を推薦します。ロストorガンブラで悩む理由は先入観もあるとは思いますが、枠の関係・効果が若干被っていてそれぞれ最大限に力を引き出せないから。というのが殆どでしょう。僕は後者に関しては問題ないと思っています。役割も違いますし、何より片方を打つことによって片方が腐るということは案外少ないからです。このデッキでは唯一の大型除去であり、イメンなどには優先して打っていきたいカード。このデッキに合う確定除去を探し、デスゲとの2択になりましたが、ついで(?)のハンデスが魔天と好相性なのも投入理由です。若干ニュアンスの面が強くなりましたが、ロスソはハンデスでガンブラは除去。そういう差別化を用いることで両投することに問題は無いです。
[2 x 壊滅の悪魔龍 カナシミドミノ]
もちろんイメン対策です。モルト系統には超次元やテンポ的に間に合わないという理由であまり強いとは言えませんが、イメン相手には出したらかなり優勢になるのは間違いないです。相手のデスゲから直でイメンやモルトが来ないのも強み。そして、他のカードとのシナジーも良いです。例えば、相手の場にイメンとマジシャンがいるときなど、こいつとボルホでイメンとマジシャンの両方を破壊出来ます。2-4-6の動きが多いこのデッキではファンクより優先。
[3 x 超次元ボルシャック・ホール]
序盤~中盤のウィニーの除去やロストに繋げるテンポアドなど使い勝手はいいです。エビセンの単騎棒立ちも刺さる相手には当然ながら刺さります。
[4 x 龍覇 グレンモルト]
持ってるだけで相手を牽制出来るカード。殴ることに関してのサポートカードはこのデッキにはあまり積まれていないので基本的には優勢な場面でのみガイハートは使います。ですが、ハンデスやイメンなどの一発通せば勝ちがかなり近づくデッキには積極的に狙っていきます(イメンの場合はキリューの有無や場の状況にもよりますが)。実は上記の理由から4枚は多いと感じていたのですが、他に赤の軽くて強力なカードが無かったために4投しました。インフレは怖いですね…
[1 x 演奏と真剣のLIVE]
名目はイメン対策とワンチャンエビデゴラス龍解なのですが、実際は色が足りないから入っています。ボルホやドミノと若干役割が被っていますし出来れば他のカードを投入したいのですが、思ったよりもイメンになかなか刺さったので3枚目の擬似ドミノ感覚として入れてます。後の理由は後付け感がありますが^^;
[4 x フェアリー・シャワー]
3t目に最も打ちたいカードです。上記に7マナをキープして戦うと記載しましたが、実際はこのカードが勝手にマナを伸ばしてくれるので気にすることはないでしょう。
[2 x 飛散する斧 プロメテウス]
2-4-6の動きを重視するといっても第2、第3の動きを持つことは大切ですし、何よりロストソウルなどと素直に相性がいいのでデッキを安定させてくれます。魔天と同様にオチャとの相性も良く、軽いので2-4-6MAS→プロメ→ブレインでそのままエビデゴラスの龍解も強いです。
【不採用カード】
[ドンドン吸い込むなう]
弱い場面など無いくらい強いのですが枠の関係上抜けてしまいました。ネックな部分としては回収したいカードが赤緑よりも黒青の方が多いところです。見ての通り受けが弱いので、出来れば2枚ほど積み、相手にまだ4枚見えなていないからと除去トリガーの警戒をさせ、殴るのを敬遠させるということも出来るので枠が空いたら何よりも優先して投入したいカードです。
[偽りの王 ヴィルヘルム]
色も良くカードパワーもかなり高いので検討しましたが、とにかく重くてハンドキープが大切なこのデッキとアンチシナジーだったので抜けました。
[各種シノビ]
半蔵や紅蓮丸は検討しましたが、ただでさえ色が足りないのに手札にキープすることはかなり難しいと感じました。なので不採用。
【対環境デッキ】
各カード解説の部分で解説したデッキタイプも多いのでここでは簡潔に。横は大体の勝率です。
[アナカラーイメン] 6.5割
モルトもロスト魔天も刺さるので戦い易くはあるのですが、ジェニートリプルマウスなどと繋がれたり一度龍解を許すと厳しくなります。多少無理してもドミノを立てていきましょう。
[キューブ] 7割
非常に有利な相手ですが、負けパターンを上げると、①捲られる②早期の転プロ③ロストソウル打った後の相手のトップ、などです。多少こちらが序盤にもたついてもなんとかなることが多いのでエビデゴラスを立てて後続を絶やさないようにしましょう。予選ではこのデッキに負けました。
[ビッグマナ系統]8割
正直怖いのは相手にエビデゴラスを建てられること、またはロストソウルから永遠龍が2体出てくることくらいなので、セオリー通りにプレイしていけば問題無いです。
[ハンデス系統] 7割
ブーストは相手の動きを見て判断。基本的にはシャワースタートからMASを出すのがが安定ですが、モルトを1発通せば勝ちなのでお茶スタートの場合もタイミングを図りましょう。ヴォルグを投げられて負けというのも少なくは無いのでドローの調整も大切です。前述したようにブレインストームも鍵になります。
[速攻系統] 5割
ブーストST8枚かつお茶が3枚入っているのでそのうち2枚踏めば取れます。注意するべきことはウィニー除去が初手にあれば必ず1枚埋めること、もちろん魔天待ちです。こちらのボルホやモルトも刺さりますしウィニー除去も豊富なので取れない相手では無いです。
[デアリモルト] 3割未満
今回切った相手はこのデッキタイプです。墓地モルトやイメンモルトは何とかなるのですが、ジェニー・デスゲ・ガイホ・弾丸どれもこのデッキには刺さるので非常に厳しい相手です。以前ほど環境トップにいるというわけでは無かったので当たらないことを祈りました。
【まとめ】
長々と駄文を書いてしまいましたが、自信があっただけに藤沢CSで負けたことを今でも悔しく思います。
上から目線っぽくなってしまうかも知れませんが、僕がデッキを組むうえで持っている注意を書こうと思います。
結果も残せず、語ったところで何の説得力も無いですが、デッキを構築をするとき、また日常に於いて何らかの上達を図るときに志気として僕が最も強く持っているのは「食わず嫌いは避ける」こと。中途半端という言葉は大嫌いなので、人から意見を貰ったり人の意見や行動を自分の中に取り込みたいと思っているときは、必ず自分で試行してから、それに対する自分の考えを持って相手に投げ掛けることを意識しています(もちろん最初の印象も大切)。構築やプレイングに関して、~はどうかな?と言われて的確かつ明確な理由があれば別ですが真っ向から批判しては相手はもちろん不満に思いますし、何より自分に対して損しています。試してから気づくこともありますし、もしそれが無かったとしても「やっぱりね」で済むくらいで何も損なことはありません。時間を無駄にしたというならば話は別ですが、アドだけ稼げる可能性を秘めたことを実行しない手は無いと思っています。
なんかこのデッキを試すことを強要するような文になってしまいましたが、決してそのような意はありません。もしそう思わせてしまったら申し訳ありません。
最後にこのデッキに深く携わってくれた葵やたくさんのアドバイスをくれた皆様に感謝しています。
拙い文章ではありましたが、最後まで御覧頂きありがとうございました。
ヽ(・∀・)ノ
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